アニメ

アニメ

とらドラ! ~「愛するということ」、あるいは自立について~

0年代終盤のラブコメ金字塔にして、特に脚本家、アニメーション監督 岡田麿里の初期の脚本の代表作として知られる、「とらドラ!」。ゼロ年代に台頭してきた、個人の成長や成熟を、明確な経済的自立や技術力などの立脚点ではなく、多様化し高速化、複雑化す...
アニメ

ガールズバンドクライ  ~ロックとアニメの射程について~

・所感・音楽の射程距離とロックであること・演出・脚本・作画・メインキャラクターの成長・サブキャラクターの成長や関係性・音楽および楽曲・東映アニメーションについてガールズバンドクライ(ガルクラ)を見終えた。正直に言って、音楽界隈に掛けた最近の...
アニメ

時光代理人Ⅱ Link Click ~中国社会と現実の改変可能性について~

中華人民共和国発祥のアニメーション。2期からの視聴であるもクオリティの高さに衝撃を受けたので以下所感。・監督、脚本; 李豪凌(リ・ハオリン)による終始一貫したシリアスなストーリーラインで、一回性の現実に対する責任感や無力感とともに、立ち向か...
アニメ

ゴールデンタイム ~アイデンティティの相克と記憶について~

竹宮ゆゆ子原作、J.C.STAFF制作のアニメ「ゴールデンタイム」鑑了した。以下所感。・記憶と人格の結びつきを、成人前後の恋愛感情を交えることで、アイデンティティの確立として昇華するプロセスを描く、ラブコメ風シリアス記憶喪失群像劇。・基本的...
アニメ

少女革命ウテナ

発表から30年近く経過した今であるが、初見であり、「輪るピングドラム」劇場版を振り返るためにも、幾原邦彦作品を鑑賞しようとのことで実施。以下感想。・正直に言って面白かった。特に序盤の数話、10話前後、22話前後、最終話の前後4話あたりは非常...
アニメ

輪るピングドラム ~未来~

(2019.2.11追記)『生存戦略、しましょうか』2011年秋、震災で混迷する日本の深夜にそれは生まれた。「輪るピングドラム」。深夜アニメの一端ながら、極めて美術的な表現と、宗教的なモチーフを戯画化して凡人の愛の終着点を描く。セクシャリテ...